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古き名湯の里 長陽 初冬の山景色に魅せられて

立野渓谷にかかる阿蘇大橋。黒川と白川が合流、外輪山から外へ出ます


祭りの後の静けさ 神と寄り添う里山の暮らし

長野阿蘇神社。長野岩戸神楽は隣接する神楽殿で舞われます
 
南阿蘇村長野集落の風景


「千秋楽ですよ」と言いたげな、美しさを増す紅葉
 
カルデラ北部の阿蘇谷を流れる黒川と南部の南郷谷を流れる白川が、長陽大橋直下で合流して白川となり、熊本市内を流れ有明海へと注ぎます


 国道57号から阿蘇大橋を渡り、国道325号から北へ上ると、のどかな里山の集落が広がります。農家の庭先には、熟れすぎた柿の実が柔らかな日差しを受け、今にもはじけんばかりに実っています。生け垣の山茶花(さざんか)が紅色に輝き、切り株だけが残る田んぼは、秋の終わりを告げているようです。
 移ろう季節の色を楽しみながら、集落の細い道を抜けていくと、大木に守られるようにたたずむ長野阿蘇神社がありました。
 寄り添うように天を仰ぐ二本の大木は、夫婦檜(ひのき)。ここでは、300年の歴史を持つ国の無形民俗文化財・長野岩戸神楽が奉納されます。10月の秋の大祭には夜渡神楽が舞われ、大勢の人が押しかけたそうです。祭りを終えた神社は、静寂があたりを支配。境内はきれいに掃き清められ、木漏れ日が落ち葉の山を照らしていました。地元の人たちの信仰の厚さを語るように…。


>> 2 名湯、地獄温泉と垂玉温泉 古き良き名残を今に
※各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。
  あれんじ気まま旅
Vol.65(2012.12.1)掲載
阿蘇外輪山の西のふもと、旧長陽村(南阿蘇村)は、白川と黒川の合流点です。豊かな自然の中で織りなされる営みを訪ねて、晩秋から初冬へ、移ろう季節が包み込む長陽の里を巡りました。

文=北園佳代 写真=内村友造(グラフ)
表紙=垂玉温泉・山口旅館前に流れる金龍の滝と紅葉



古き名湯の里 長陽 初冬の山景色に魅せられて
祭りの後の静けさ 神と寄り添う里山の暮らし
名湯、地獄温泉と垂玉温泉 古き良き名残を今に
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