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「益城町」心ほっこり、冬日和の旅

益城平野にそびえる飯田山。美しいこの山を人々はご神体と崇めてきました


「どけ行きよるとかい?」  田舎弁が温かい路地のやりとり

津森地区から眺めた里山風景。サラサラと流れる小川、田畑とトラック、実にのどかな時間がただよっています
   12月のゆるやかな日差しが里山を照らします。高く澄んだ空の下に広がる穏やかな田畑の風景や小川のせせらぎに耳を傾ければ、ここが熊本市と隣接する町とは思えないほどの豊かなのどかさを感じます。
 益城町へは熊本市電の終点(熊本市健軍町)から車でわずか7〜8分程度の距離です。町の中心を走る県道28号沿いには病院やマーケット、飲食店、遊戯施設が立ち並び、市内へのアクセスも便利とあって、暮らしやすい環境が整っています。新興住宅地と昔からこの町に住む人たちの暮らしが溶け合い、古民家の隣に今どきの南仏風の家があったり、コンビニの横がビニールハウスだったりと、ちぐはぐさの中に、それぞれの営みがしっくりとなじんでいるのです。
 「どけ行きよるとかい?」。どこかのおばあちゃんが若い主婦に声をかけます。「お買い物です」と女性が笑顔で返すと、「しょっきんぐ、かいた?」と再び問われ、「ショッピング(笑)」と正して2人は大笑い。小さな路地でそんな一コマに出合うと、心がほっこりとなるのです。


惣領木神神社で子ども神楽の舞

毎年11月3日に行われる益城町惣領にある木神神社のお神楽では、子ども神楽も披露されます。前列右から吉住颯佳(そうか)さん(9)、木村優花さん(9)、後列右から村田拓也君(14)、山本佳奈さん(12)
 
神楽が大好きで、木神神社の神楽舞のリズムに合わせて踊っていたかわいい男の子は齋藤啓心君(2)



  再春館製薬所(益城町寺中)の「第18回サンクスイルミネーション」が開催中です(12月25日まで)。今年のテーマは「希望の光ホープ2012」。約250万個の電飾がつくり出す光の幻想です。また、車輌ナンバーによる入場規制やスタート地点が変更になる日があります。詳しくはホームページ、または携帯サイトで。

>> 2 静まりかえった古寺の座敷 住職手作りの赤飯をいただく
※各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。
  あれんじ気まま旅
Vol.42(2011.12.17)掲載
阿蘇くまもと空港やインターと、熊本の交通の要衝やベッドタウンとして知られる益城町。近代的な発展を遂げる一方で、町のいたるところには、故郷の原風景や昔ながらの人情などが残っています。熊本市のすぐお隣の町を、プチ旅気分で一日歩いてみれば、おもわぬ発見があるのです。

文=福永和子 写真=内村友造(グラフ) 
表紙=常楽寺の山門。石段は「乱れ石積み法」という珍しい積み方で作られています(益城町小池)



「益城町」心ほっこり、冬日和の旅
「どけ行きよるとかい?」  田舎弁が温かい路地のやりとり
静まりかえった古寺の座敷 住職手作りの赤飯をいただく
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