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植木ブランドの旬にハマる


『小野泉水公園』には、小町像が安置される小町堂も

整然と広がる田園とニュータウン。街に息づくロマンに出合う。

西南戦争で使用された銃器などが展示されている『田原坂資料館』
 
植木町はフルーツどころで、季節ごとに咲く果実の花は観光名物のひとつです



田原坂公園に対峙(たいじ)して、玉名郡玉東町には砲台跡のある二俣(ふたまた)台地や激戦地となった横平山などが連なります
 
同公園内には、西南戦争時の激戦の痕を物語る建物が『弾痕の家』として復元されています
『田原坂公園』内にある資料館前では遺跡の発掘作業が行われています



小町伝説が残る『小野泉水公園』は、ドライブ途中の休憩スポットとして人気
 
発掘中の塹壕(ざんごう)跡から見つかった銃弾


 街が道を形成するのか、道が街をつないでいくのか。国道3号沿いの界わいも、国道を東へ西へ折れて出合う光景も然り。植木町は新しい道が縦横に走り、道に沿ってニュータウンがひらけています。街の空気は爽快感に満ちて、歩くだけでなんとも心地よさを感じます。
 満開のつつじを見物に訪れたことのある『田原坂公園』に歩を進めると、公園内の資料館前では、数人がスコップを手に作業中でした。一昨年前、植木町と隣接する玉名郡玉東町にまたがる西南戦争遺跡群の国史跡指定に向けた発掘作業がスタート。作業はまさに、その真っ最中。「これはおととい見つかった銃弾ですよ」と、偶然にも調査員の方が教えてくれました。“国内最後の内戦があった場所”と昔話に聞いた記憶と土をかぶった目の前の塊(かたまり)の出現に、一瞬、時空を超え戦地に足を踏みいれた錯覚さえ覚えます。
 一方、優雅な歴史ロマンもあります。それは、全国にゆかりの地を持つ平安時代の女流歌人・小野小町。絶世の美女と伝えられる小町が産湯をつかったという伝説が残る『小野泉水(おののせんすい)公園』です。公園内に小町の歌碑も。鯉の泳ぐ湧水池、安政年間のめがね橋や遊歩道もあり、一息つくにはうれしいスポットです。
  >> 2スイカ王国が育む味覚。ご当地スイーツが目白押し
※各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。
  あれんじ気まま旅
Vol.26(2011.4.16)掲載
熊本市植木町といえば、明治の西南戦争の古戦場や旬を迎えたスイカの名産地という町の顔が浮かびます。 町内を縦貫する国道3号沿いの街並みから、一歩道を折れて、右手、左手に広がるニュータウンへ。 青く輝く季節の中で見つけた、植木人情と植木グルメをお届けします。

文=森田玲子 写真=森賢一(グラフ) 
表紙=国道3号沿い「竹田津青果」(熊本市植木町岩野)にて



植木ブランドの旬にハマる
1:整然と広がる 田園とニュータウン
2:スイカ王国が育む味覚。 ご当地スイーツが目白押し
3:食材豊富な植木は 料理人の腕の振るいどころ

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