生活情報紙「あれんじ」公式サイト

トップ最新号とバックナンバー読者プレゼント
澄みわたる青空の下五月鯉が飛ぶ、跳ねる 杖立  

毎年3月、観光協会の方々は、ロープにくくりつける金具とひもを一匹一匹に取り付ける作業にかかる。端午の節句までの間、薫風をうけて鯉が泳ぐ



ノスタルジックな温泉郷で、ひととき心を開放する
廃校になった小学校の校舎がそのまま残されており、教室内に、大正時代の杖立を撮影した写真を見つけた   懐かしいたたずまいのお土産屋さん


杖立温泉の入り口にある足湯でのんびり。杖立川の瀬音にも心をいやされる
 
山水が手水鉢にあふれる、ほっとする光景


路地を行けば、美容室や神社があったりと、いろんな発見があっておもしろい
 
雲一つない空と立ちのぼる蒸気。旅の途中、青と白のコントラストの美しさに見入ってしまう
 
噴き出す天然の蒸気を利用しようと“蒸し場”が作られ、地元の人が共同で使っている


 菊池郡大津町の国道57号からミルクロードを抜け、大観峰近くから国道212号へ。やがて南小国町、小国町の街並みを過ぎると、出発から1時間半あまり、九州の奥座敷と呼ばれる杖立温泉郷が見えてきます。
 同温泉郷は、開湯から約1800年と伝えられる名湯で、古くから湯治場(とうじば)として栄えてきた場所。杖立川両岸の南北約1・2kmの範囲に、今も19軒の旅館が立ち並び、湯けむり情緒あふれるノスタルジックな町です。
 この季節の杖立温泉の風物詩が鯉のぼり。今、端午の節句にちなんだ『杖立温泉鯉のぼり祭り』の真っ最中で、川の両岸に200本近くのロープがかけられ、約3500匹の鯉のぼりが颯爽と泳ぐ様は圧巻です。
 「5月5日(水・祝)までの期間中、午後7時からは鯉のぼりをライトアップ。昼間と雰囲気も違って、夜風に優雅に泳ぐ鯉のぼりもぜひ楽しんでください」と杖立温泉観光協会の瀬津田晴美さん。
 青空に向かうように、ひ鯉とま鯉が競い合うように風の中を泳ぐ光景は見る人の心を元気にしてくれます。


問い合わせ
■杖立温泉観光協会
阿蘇郡小国町下城4173の5
TEL0967(48)0206
http://tsuetate-onsen.com/
※背戸屋巡りや杖立プリンの
 問い合わせは同協会まで
>> 2 天然温泉の蒸気が作り出す“蒸し卵”と“プリン”に舌鼓
※各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。
  あれんじ気まま旅 IN KUMAMOTO
Vol.2(2010.4.17)掲載
澄んだ青空。風が渡り、川の瀬音も心地いい阿蘇郡小国町の杖立温泉を歩いてみました。両脇をけわしい岩肌にはさまれ、川をまたぐようにして広がる温泉街。歩けば、昼となく、夜となく、白い湯けむりがあちらこちらに。そこには静かな山間の温泉を愛してやまない人々の暮らしが息づいていました。

表紙=杖立川からあおぎ見る鯉のぼり



澄みわたる青空の下五月鯉が飛ぶ、跳ねる 杖立
ノスタルジックな温泉郷で、ひととき心を開放する
天然温泉の蒸気が作り出す “蒸し卵”と“プリン”に舌鼓
川沿いを歩けば、温泉情緒に。 背戸屋を曲がれば、郷愁に出会える

くまにちコム


このページのトップに戻る↑



掲載の記事、写真の無断複製・転載を禁じます
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun