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(3)震災で学んだ防災への教訓 町の若い力が復興を支えて

(3)震災で学んだ防災への教訓 町の若い力が復興を支えて

2018年2月3日
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昨年行われた「未来トーーク」のワークショップの模様。復興に向けて、若者のアイデアや意見が町にくみ上げられています。写真提供=益城町未来トーーク事務局

地震後、益城町役場に新設されたのが「危機管理課」です。同課の奥村敬介さん(31)は「この未曽有の震災を受けて、自主的な避難所運営を促すために、当時、ボランティアでご協力いただいた住民の方を中心に、広安小学校区自主防災クラブを設立しました」と話します。

町は、全国のみなさまからの協力支援に深く感謝しています。「震災直後、私たち職員は想像を絶する対応に追われました。そんなとき、全国各地から駆けつけていただいたみなさまの協力と支援に助けられました。この震災で学んだ教訓や防災知識を他の自治体にも広くお伝えし、防災に備えるお手伝いが今後できればと思っています」と奥村さん。

「災害に強い町をつくるためにがんばっています」と益城町役場職員の奥村敬介さん

多くの若い力も復興を支えています。町は、復興や未来の町づくりのために、若い世代のアイデアや意見をくみ上げようと「益城町未来トーーク」という団体を立ち上げてワークショップを開いています。メンバーは高校生や大学生、一般の約30名で結成されています。

木山交差点近くの県道28号沿いにある「mirai-baco.」が活動拠点。町の特産品を使った商品開発をはじめ、ホームページやSNS、動画チャンネルを立ち上げ、町の復興に関する情報を発信しています。若者たちのエネルギッシュな活動が、町に活気を呼び起こしています。現在、復興ソングも作成中です。

高校生、大学生、一般人の若者たちで結成された「未来トーーク」。写真提供=益城町未来トーーク事務局

益城町役場(仮庁舎)

《益城町未来トーーク事務局》