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(4)開発名人の絶品ラーメン みそまめ工房で大笑い

(4)開発名人の絶品ラーメン みそまめ工房で大笑い

2018年1月13日
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さっぱりとした中にうまみを感じる「ラーメン」(上・500円)と、コクのある「野菜たっぷりちゃんぽん」(下・650円)。どちらもスープのベースが違うのに驚きました

寒い日は温かいラーメンが恋しくなります。「ふるさとセンターY・BOX」に併設された「食工房ホットパパス」は知る人ぞ知るラーメン店。オーナーの木山聖次さん(53)は、ラーメン店を営む前は、食品会社で商品開発をしていました。

「おいしい店のスープを研究し尽くし考案したラーメンです」というオリジナルの玉名ラーメンは、コクとうまみがあるのにさっぱりとした口当たり。あまりのおいしさにスープを飲み干してしまったほどです。デザートに「けずったイチゴ」をいただきました。凍ったイチゴを削って作るぜいたくなかき氷。シャリシャリッとした食感と甘酸っぱいイチゴの味わいが口の中に広がって、いくらでも食べ続けられそうです。

凍ったイチゴを花びらのように薄く削った「けずったイチゴ」350円。真冬でも食べたくなるおいしさ

食工房ホットパパス

 

みそまめの甘辛さと香ばしさ、高菜の油炒めの風味は、まさにおふくろの味

おいしいものが作られている場所がもうひとつ。三津家敏子さん(72)と外﨑ヤヨイさん(69)が切り盛りする農産物加工所「まめ小町」では、自家栽培の野菜を使った加工品や漬物を製造・販売しています。

加工所の厨房では、大きな天ぷら鍋に「みそまめ」用の大豆が素揚げされていました。「みそまめの大豆は二度揚げするとおいしくなるとよ」と外﨑さんは、厨房をせわしく行き来します。

三津家さんが手際よく刻んでいたのが古高菜。「ほい、でけたばい」と合図を出すと、みそまめ作りの片手で外﨑さんが高菜の油炒めに取り掛かり、あっという間に二つのお総菜が完成。いやはや、お見事です。

郷土料理として知られる「みそまめ」。自家栽培の大豆を二度揚げし、味噌や蜂蜜、砂糖で味付けしてあり、お茶請けにぴったりです

「ほい、食べてみなっせ」と手のひらの上に総菜を載せてもらいながら、あれやこれやと楽しむつまみ食い。みそまめの甘辛さと香ばしさ、高菜の油炒めの風味は、まさにおふくろの味です。

「これは初もんだけん、東ば向いて食べやんばい」と出されたのが大根の漬物。そのおいしさに喜ぶと「ご飯ば炊いててあげたらよかったねぇ」と2人。何だか、母さんの温かい膝の上で甘えているような気分です。

笑いの絶えない2人の会話。まるで肥後にわかのよう。三津家敏子さん(左)と外﨑ヤヨイさん

ウイットに富んだ2人のジョークにお腹がよじれるほど笑い、底抜けに明るい笑顔と元気にパワーをもらったひとときでした。「まめ小町」で手作りされる総菜や漬物は、「観光ほっとプラザたまララ(JR新玉名駅内)」などで購入することができます。

帰り道、ふと振り返ると海も空も美しい夕日に染まり始めていました。オレンジ色の温かい光は、横島町の出会いを物語っているようでもありました。

浴衣を解いてつくったという布巾がなんともオシャレ

あっという間に古高菜が山盛りに

まめ小町

  • TEL.0968-84-2127
  • ※まめ小町の商品は、「観光ほっとプラザたまララ(JR新玉名駅内)」「農産物直売所i-きらめき六田店」「同 築山店」などで販売されています