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(3)白いイチゴ栽培に情熱 挑戦を続ける若き農家

(3)白いイチゴ栽培に情熱 挑戦を続ける若き農家

2018年1月13日
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芳醇な香りと甘み、濃厚な味わいが魅力の「淡雪苺」=森川苺農園

横島町はイチゴの栽培も盛んで、県下最大の生産量を誇ります。珍しい白いイチゴの品種「淡雪苺(あわゆきいちご)」を栽培する「森川苺農園」を訪ねました。

代表の森川竜典さん(31)は祖父から農園を引き継ぎ、イチゴ作りや販売に工夫や努力を重ねています。

「私が農園を継いだ2カ月後、祖父が他界しました。『後は頼んだぞ』って言われたような気がして。ますますおいしいイチゴを育てたいと思いました」

左から森川竜典さん、福本巧さん(21)、杉本里菜さん(38)、坂口千尋さん(33)

そんな思いで始めたのが、白いイチゴの品種「淡雪苺」です。糖度は15度ほどですが酸味が少なく、味わいが濃厚であることから、国内はもとより、販路を広げた海外でも人気といいます。

「農業はハードなイメージでとらえられがちですが、やってみると本当に面白い! 10代、20代のスタッフにもこの喜びを伝えたいんです」

スタッフパーカーの背中には、海外向けの商品としてこの冬から発売を始める「雅乃苺(みやびのいちご)」の名前がしっかりと。新展開へ向けた意気込みを感じます=森川苺農園

森川苺農園のハウスにはなんと、バナナの木も!

森川苺農園

 

真っ赤に完熟したイチゴを摘んだその場で味わう

横島町のイチゴの収穫体験をするなら、地元の農産物や加工品を販売する、物産館「ふるさとセンターY・BOX(ワイボックス)」がおすすめ。併設された農園でもイチゴが栽培されており、5月ごろまでイチゴの収穫体験を楽しめます。

イチゴ狩り体験のできる農園や直売所、食事処を備えたふるさとセンターY.BOX

店内には、玉名市内各地のおいしいものがそろいます

黒砂糖入りイチゴジャム950円(500g)、トマトケチャップ950円(500g)、ミニトマトジャム540円(200g)、イチゴジャム540円(200g)

「店頭に並ぶイチゴは完熟になる前に摘んで、追熟させるのが一般的ですが、体験農園では真っ赤に完熟したイチゴを摘んだその場で味わうことができるため、香りや甘みの違いに驚かれることが多いんですよ」と話すのは、スタッフの坂西由美さん(59)です。

週末ともなると、県内外から訪れる家族連れやカップルでにぎわいます。

ふるさとセンターY.BOXのスタッフ、左から園田和子さん(57)、日巻佳織さん(31)、坂西由美さん

「ぜひ、ご家族やご友人と遊びにいらしてください」と話す、ふるさとセンターY・BOX所長の田上達也さん(43)

完熟したおいしいイチゴがたくさん実っています

ふるさとセンターY.BOX

  • 玉名市横島町横島1716
  • TEL.0968-84-3700
  • 営/9時~18時
  • 体験期間/12月~5月(イチゴがなくなるまで)
  • 所要時間/時間制限なし
  • 食べ放題(持ち帰りは不可)
  • 料金
    【12月~3月末】
    大人1500円、未就学児500円
    【4月~5月上旬(GW)】
    大人1200円、未就学児500円
    【5月上旬(GW)~5月末】
    大人500円、未就学児250円
  • ※3歳以下無料(すべての期間共通)
    ※前日までの要予約
    ※体験は毎日9時〜赤い実がなくなるまで