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(4)移住して感じた 高森は“宝の森”

シェフの加藤誠佑さんとスタッフの児玉小百合さん(33)

(4)移住して感じた 高森は“宝の森”

2017年8月5日
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「TAKAraMORI」の建物は、熊本大学工学部位寄・本間・大西研究室の学生が空き店舗のデザイン・改修をしました

「町のことなら、何でも教えてくれる」と聞いたのが、高森駅前にある「TAKAraMORI(タカラモリ)」です。

昨年7月にオープンし、町の自然や食文化、伝統などの魅力を発信する官民一体のプロジェクトです。ここでは観光案内や移住・定住希望者の相談窓口、また多彩な体験プログラムなどを企画しています。

「高森町はたくさんのお宝が眠る“宝の森”」とプランナーの大野希さん(39)。

大野さんは福岡県久留米市出身で、以前は造園コンサルタントをしていましたが、「もっと人にかかわる仕事がしたい」と、5年前に高森町に移住しました。

「ディープな高森の魅力に触れる体験型のプログラムも企画しています」と「TAKAraMORI」プランナーの大野希さん

高森町で育ったストックの花弁入りドレッシング「花彩」と、ショウガのドレッシング「生姜」、各200ml・1000円(今年度分の「花彩」は完売)

高森町第1号の「地域おこし協力隊員」として、同町草部地区の活性化に取り組みました。

任期は3年でしたが、そのまま町に残ってほしいという地元の声に応え、移住を決意したそうです。

「町にはピーナツ豆腐作りが得意なおばちゃんや、植物博士がいたりと、魅力的な人がたくさん。そんな町の人たちのステキな顔を発信していきたいんです」

高森町の数軒の飲食店のお菓子を詰め合わせたギフトセット1500円

一般社団法人 TAKAraMORI(タカラモリ)

 

夏にぴったりのデザートも充実

大野さんのおすすめのスポットが「高森湧水トンネル公園」の入り口近くにあるカフェ「Water Forest」(ウォーターフォレスト)です。

高森湧水トンネル公園入り口にあるレストラン「Water Forest」。地元の食材を使ったランチが好評で、にぎわっていました

シェフの加藤誠佑(せいすけ)さん(35)が作る地元の食材を使った料理がおいしいと評判です。

加藤さんは、熊本市内でフレンチを経験していましたが、地域おこし協力隊として昨年高森町に移住してきました。

「おいしい水と寒暖の差のある環境で育った高森町の食材は、超一流。すばらしい食材で作った料理を皆さんに提供することで、町を盛り上げていきたい」と加藤さん。

「お土産用の田楽カレーなども人気です」とシェフの加藤誠佑さんとスタッフの児玉小百合さん(33)

カフェでは、夏にぴったりのデザートも充実。きーんと冷たい手作りジェラートは、ほてった体を優しく冷やしてくれます。

カシス、マンゴー、イチゴなどフルーツのおいしさがぎゅっと詰まったジェラートセット680円

阿蘇の大自然に抱かれて暮らす高森町の人たち。日々の営みの中、丁寧につながる人の輪の温かさを感じた夏の一日でした。

毎分32トンもの湧水量を誇る高森湧水トンネル公園。歩道が整備されたトンネル内は、夏でもひんやりと涼しい

高森町に秋を告げる風鎮祭開催

ほうきやタワシなど家庭の日用品を利用した造り物「山引き」や伝統芸能「高森にわか」の移動舞台が見ものです。
19日は花火大会もあり。
◆日時:8月18日(金)・19日(土)
◆場所:高森町中心部・高森町観光交流センター周辺
◆問い合わせ:TEL.0967-62-0274 風鎮祭実行員会(高森町商工会)

レストラン&カフェ Water Forest(ウォーターフォレスト)

 

【おわびと訂正】7/15付掲載の「本渡特集」で高浜焼7代目の名前の表記が間違っていました。正しくは、上田宜珍(うえだ・よしうず)でした。おわびして訂正いたします。