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(4)「ひと網オーナー」の魅力 漁体験と新鮮な魚の味わい

体験日の7日前までに、メール・FAX・郵便ハガキで申し込みを

(4)「ひと網オーナー」の魅力 漁体験と新鮮な魚の味わい

2017年6月17日
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「ひと網オーナー制度」で乗り込むのが、松本さんの船「鯛正丸」。日差しよけの屋根も付いてます

有明町の海を満喫できるのは、海水浴ばかりではありません。「リップルランド」から松島方面へ15分ほど車を走らせると、大浦港に到着します。

穏やかで静かな船泊まりの桟橋のたもとに掲げられているのは「有明おおうら ひと網オーナーの地」の看板です。

「今日とれたのはね、アジコでしょ、コノシロ、ハモ、あれんじ紙面ぐらいの大きさのアオリイカや5キロはある真鯛もあったよ」

釣果を教えてくれたのは「鯛正丸」の松本仁さん(57)。祖父の代から定置網漁を営む松本さんは、漁師一筋40年。5年前からは「大浦地区振興会」で実施する「ひと網オーナー制度」の船長として、観光客に漁の楽しさを教えています。

21歳で結婚し、38年間定置網漁を続ける松本さん夫婦

「ひと網オーナー制度」は、大浦港から出港し、仕掛けられた定置網を引き上げるというもの。そのひと網分に入っていた魚全部を、オーナーが持ち帰ることができます。

松本さんの漁船のいけすをのぞき込むと、ヒラメやアオリイカなどいろいろな魚が泳いでいます。

「獲物は定置網を上げてみないと分からない。季節や日によって魚の種類はさまざま。それも魅力。とれたての天然物だけん、味も格別よ」と妻の悦子さん(57)。

船のいけすからコノシロとアオリイカをすくい上げて、船上でささっと刺し身を作ってくれました。

船上で手早く、刺し身を作る悦子さん。アオリイカをさばく仁さんの手にはハサミ!

コノシロは、コリコリして甘く、アオリイカはトロリとした食感。どちらも海水で洗っているので、しょうゆを付けなくても、ほどよい塩味が魚の甘さを引き立てます。船上で味わうワイルドな生き造りは、これまで味わったことのないおいしさでした。

コノシロを生き造りで楽しめるのも天草ならでは。サクサク、コリコリと、歯応えを楽しんで!

「オーナー制度のお客さんにも、漁の後にこうして船の上で食べてもらいよっとよ」

常連客ともなると、おにぎり持参で、刺し身をおかずに食べるそうです。中には、たくさんのお弁当を持ち込み、松本さん夫婦にごちそうしてくれる人もいるといいます。

「私たちも楽しんでいます。いろんな人に来てほしかね」と松本さん夫婦。

「朝から晩まで、365日いつでん一緒」という夫婦船では、終始、笑い声が響いていました。

定置網の一網を引き上げる「ひと網オーナー制度」は、一網1万3000円。体験日の7日前までに、メール・FAX・郵便ハガキで申し込みを※悪天候時は出港できません

「ひと網オーナー制度」 お問い合わせ

ひと網オーナー制度実行委員会(大浦地区振興会)
天草市有明町大浦1723-1
TEL・FAX/ 0969-54-0548
oourahitoami@gmail.com