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(3)山の幸を堪能できるお食事どころ「ゴカノショー イズ ファンタスティック!」

イチジクのシロップ煮とコーヒー

(3)山の幸を堪能できるお食事どころ「ゴカノショー イズ ファンタスティック!」

2015年10月17日
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自然の美しさに魅せられ、平家の里へ

標高1100mの二本杉地区にある東山本店周辺は、一足先にモミジが色づいていました

「今年の春は、新芽の伸びがよかったけん、紅葉は、かなりきれいかですよ」。丸々と太ったヤマメをさばきながらそう語るのは、「東山本店」(二本杉)の東山孝敏さん(60)。奥さんのトシエさん(58)と二人三脚で食堂兼土産品店の経営と山の幸を使った加工品づくりに大忙しです。

もんぺ姿がよく似合う、元気いっぱいのトシエさん。五家荘育ちかと思えば、なんと博多生まれ。

今から40年ほど前、福岡の大学に進学していた孝敏さんが、看護師だった“博多美人”のトシエさんに一目ぼれし、圧倒的に押しまくり射止めた愛妻なのです。

「覚悟を決めては来たけど、最初はちょっと寂しかったかな?でも、昔のことだからすっかり忘れちゃった」とほがらかに笑うトシエさん。

そんな和気あいあいとした店で働く山村かおりさん(36)は、12月に7人目の子どもの出産をひかえるたくましいお母さんです。「町の人全員が、親戚のおじちゃん、おばちゃんみたいな感じ。子育ても楽なんですよ」

山道を上りきった二本杉峠のところにある東山本店

「これからの季節は、山のとっぺんから段々に色づいて、きれいですよ」。笑顔がすてきな東山孝敏さんとトシエさん夫妻

12月に7人目を出産予定の山村かおりさん

「雁俣山(かりまたやま、1315m)は、初心者にもおすすめの登山道です。10月下旬くらいから山が色づき始めるので、ぜひ遊びに来てください」。客席数を増やし、リニューアルしたばかりの同店。素敵な笑顔の夫妻のもてなしで、ひと休みするのもいいものです。

「やまめの串焼き定食」800円。炭火焼きの焼きたてのヤマメは絶品です

五家荘産のサンショウと青唐辛子をすりつぶし、オリーブオイルにつけ込んだ「山椒オリーブ」540円。「黄金オリーブ」540円、「赤柚子こしょうオリーブ」540円も人気

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東山本店

 

五家荘の魅力を世界に伝えたいという思い

国道445号を南下、さらに奥地へと進みます。「コーヒーでも、飲んでいかんですか?」と声をかけてくれたのが、古民家民宿「佐倉荘」(葉木)の女将・緒方さよ子さん(61)です。

緒方さんの民宿には、オーストラリア・グリフィス大学からの留学生、コートニー・オーガンさん(24)がホームステイ中でした。

コートニーさんは、去年、五家荘に教育旅行で来訪。いったんオーストラリアへと戻りましたが、美しい自然と人情にほれ込み、再びインターン生としてこの地に戻ってきた熱烈な“五家荘ファン”なのです。

現在は、五家荘の魅力を世界に伝えたいという思いで、地元の観光系の個人事務所でホームページ制作の手伝いをしています。

「ここの人たちは、みんな家族の一員のように接してくれます。おかみさんが作ってくれるお弁当は最高。家ではだしの取り方も教えてもらっています」と、すっかりこの土地になじんだ様子でした。

シカや山菜を使った山里料理が人気の宿「佐倉荘」

「外国からの修学旅行生も泊まります」と語る佐倉荘女将の緒方さよ子さん

「グリフィス大学の仲間が、五家荘を舞台にした短編映画を製作し、カンヌ国際映画祭に出品して好評でした」とコートニー・オーガンさん

手作りのイチジクのシロップ煮とコーヒーをごちそうしてもらいました

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